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2020/11/19 18:54
もともと数字が苦手な私は日本円の換算が不得手の為、
海外に行くとひよって怖くてマクドとかテイクアウトのBOXmealばかりに逃げて
きちんとしたレストランに入らない習性を持っているビビりです。
その極みがイタリアでした。
今本当に後悔しています。
Ristorante:リストランテ に行けばよかった
(いやこれはさすがに大きく出すぎました。)
Trattoria:トラットリア に行けばよかった。
(でもイタリアに行ったのは学生の時だったのでそもそも予算的に厳しかったんじゃなかろうか・・・)
だったらせめて、せめても
Osteria:オステリア くらいは行くべきだったんじゃなかろうか・・・
(いや、あの時のビビりな私はOsteriaさえも厳しかったんじゃなかろうか)
Bar:バール くらいは清水の舞台から飛び降りる気持ちで行ってみればよかった(涙)
(ただ、自国日本においても「バー」なんて尻ごみしてしまう私が
海外で、しかもイタリアで「Bar」という文字を見て颯爽と入れたのだろうか・・・)
あの日あの時あの場所でああしていれば・・・想いは募るばかりです。
しかし後悔しても仕方がない。
気持ちも野望も予定も未来も前向きに、です。
こんな時代だからこそ、こんな世の中だからこそできることがある。
次こそは必ず楽しむための予習とイメトレです。
リストランテ・トラットリア・オステリア・バールってなぁに?
Ristorante(リストランテ)
1961年撮影 アルノ川レストラン ヴェッキオ橋 ¥6,600
単価20000円を超えるお店も多数。イタリアンレストランの中で最高級。
ドレスコードあり。
日本特有の感じで例えるならば、結納などいわゆるキチンとかっちりしっかりして臨むお店。
コース料理ONLYと思っていてほぼ間違いなし。
日本における料亭。
Trattoria(トラットリア)
1954年撮影 イタリア トラットリア カフェ 人々風景 ¥6,600
写真の通りRistoranteよりも比較的お財布にやさしいレストラン。
が、この時代、1954年のRistoranteは、の話しです。
ドレスコードもなく比較的カジュアルと言われていますが…
ふたを開けてみたら「え?!お高いわっ!」となることもしばしば。
コースもありつつプリフィックスもアラカルトもあるようなお店が多い。
イタリア料理のレストラン区分は厳密ではないので、店先、軒先にある文字情報だけを信じると
腑に落ちない不具合を感じることもあるので、とにかく最後は自分の鼻、嗅覚を信じましょう。
日本における割烹。
Osteria(オステリア)
日本で言う「居酒屋」的なお店、とよく言われますが、
日本の居酒屋のとにかく「安い旨いコスパ良し」に慣れてしまっていると
そんなにしょっちゅうは行けない、普段使いするにはちょっとお高いと感じるお店も中にはあり。
なので、気の置ける会社の仲間と歓送迎会で使うような
日本におけるちょっとお高い居酒屋。
Bar(バール)
1973年撮影 イタリアフィレンツェ Latteria風景写真 ¥6,600
日本においてもここ数年で一気に広まり耳馴染んだ感がある「バール」ですが
日本における「バール」と本家本元のイタリア「Bar」との大きな違いは営業時間営業形態。
日本のバールはいわゆる夕方以降にOPENする居酒屋的要素が強いお店が多いですが、
イタリアの「Bar」は居酒屋というよりも朝早くから営業している喫茶店色が強いことが多いです。
日本における立ち飲み喫茶+カフェ+居酒屋。
と、色々とご紹介してまいりましたが、
先日イタリア大好きなお姉さまにイタリアで一番おいしかった食べ物ってなんでしたか?
と質問しましたら
「とにかくトマトソースを使ったお料理がどこ行っても何食べても美味しかった!」とのこと。
ようはイタリアに行ったらトマトソースが凄まじく美味いんですね。
その事実は私が大好きな番組「腹ペコフィルのグルメ旅」でも証明されています。
イタリア写真を見てイタリアへの想いを馳せ、
腹ペコフィルのグルメ旅を見てイタリアンに想いを馳せる。
なんて豊かな時間でしょう!
そして、ここまで予習すればもういつイタリアに行っても大丈夫!(主に私が)
では最後に、イタリアで美味しいお料理と出逢えた時の練習を
「Buono!」(ヴォーノ!)