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2020/12/09 17:22
お財布の紐が堅くなった方が多いであろう2020年。
そんな中、それに反比例するように伸びているのがお節の売上。
お節離れが叫ばれていた昨今。
お節にとっては嬉しい叫び。
●今年のお節のご注文はありがたいことに前年に対して45%もアップしております(笑顔)
by 某 big circle 百貨店
●予約数は前年度の10%増。2万円以上のお節のご予約を多くいただいております(笑顔)
by 某 美味6
●前年比8%増の売り上げを見込んでおります。
3000円分の年末ジャンボ宝くじが付いたおせち:32,400円もございます。是非(笑顔)
by 某 high island shop
2020~2021年
お正月くらいは、年末年始くらいは、豪華に豪勢にしましょうよ、という方が多いようです。
日本の年末年始といえば
・年末買い出しに行く
・大掃除をする
・年越しそばを食べる
・お節食べる
・お餅食べる
・おみかん食べる
・ゴロゴロする
・初詣に行く
・こたつむりになる
・廃人になる
・ふくよかになる
なんならアイスだって食べちゃうし♪
いいんでしょうか私…
とにもかくにも日本の、日本人の年末年始の過ごし方は
どちらかというと「家族と過ごす時間」「神妙な神聖な厳かな心持で迎えるもの」
というイメージがあります。
では『イタリア』はどうでしょうか。
日本はお節 イタリアはcenone
チェノーネとは「cena:夕食」に大きいものを表す接尾語「one」をくっつけたもの。
日本語に無理やり訳すと「大晩餐会」
大晦日の夜8時ごろから家族や友人とテーブルを囲み、年明けまでただただ飲み食いどんちゃんparty!
パーティーっていったらやっぱりピザ!
↪購入する 1953年撮影 ピザ 昔の人々 ¥6,600
これはピサ
↪購入する 1953年撮影 ピサの斜塔 ¥6,600
日本は年越しそば イタリアはレンズ豆
「長寿を願う」「一年の厄を断ち切る」などの理由で頂くことの多い『年越しそば』
それと同じようなイタリアの年末の食卓に出てくる、意味ある食べ物が『レンズ豆』
理由としてはレンズ豆の形が金貨に似ていて、レンズ豆を食べれば食べるほどお金が貯まるんだそう。
ようは「お金が貯まるように」年末にはレンズ豆を沢山食べる!とのこと。
お願いが具体的で単刀直入で良き!
私も今年から「年越しそば」じゃなくて「レンズ豆」にしよっと。
➦購入する 1958年撮影 サンタンブロージュ広場 市場 ¥6,600
※この写真にあるお野菜は多分絶対レンズ豆ではありません。
ちなみにイタリアには
「Natale con i tuoi, Capodanno con chi vuoi
:クリスマスは家族と過ごし、お正月は好きな人と過ごす」
という言葉もあるように、
クリスマスは家族。年末年始はLet's party!
日本は、クリスマスは恋人。恋人がサンタクロース。年末年始は家族。
どちらにせよ、どちらも素敵です。
脳内に「白い恋人達」ー桑田佳祐ー を流してこの写真をご覧下さい。
↪購入する
2005年撮影 イタリア ウフィツィ美術館 恋人 雪景色 ¥6,600