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2020/11/12 17:03
故きを温ねて新しきを知る
突然ですがその昔 牛久の大仏様(茨城県に鎮座在住)をたまたま見かけたことがあったんです。
↑どんな方か気になった方はタップ
その時意識せず口をついて出た言葉が「人間て小ちゃいな・・・私とか蟻んこだわ」でした。
となると「その人間の中の一部である、更に小さい頭の中で悶々と抱えている悩みなんてホントに小っちゃいわ」となりまして。
彼( 牛久の大仏様)と出逢えたその瞬間、憑き物がおちたように清々しくなったのを今でも憶えています。
要るもの要らないもの。大切なものそうでないもの。
私たち含め世界中の人たちが、そういったことを考え、研磨し、試された1年だった気がします。
当たり前だと思っていたことが何一つ当たり前じゃなかったことに気付かされた2020年。
だからこそ大切なモノはより大切に。
そんな中、今年も残すところ51日。
このブログを書いている今日2020年11月11日の神戸の日没時間は16:57
そして日本(東京)9632㎞離れているフィレンツェの日没時間は16:53 (時差はありますが)
直行便で行っても飛行機で約13時間かかるフィレンツェと日本の日没時間がたった4分しか変わらない。
国、場所が違えど空は繋がっている。
どこかで日が沈めばどこかで日が昇る。
どこかの誰かと同じタイミングで太陽を眺めて、月を眺めている。
1961年撮影 サンタマリアデルフィオーレ大聖堂クーポラ 三日月
そう考えると一人だろうと、誰かといたら尚更「おはよう」「おやすみなさい」「こんにちわ」
そういう言葉を、コミニュケーションこそを大切に日々生きていきたいものです。
「Buon giorno 」おはよう
「Buona notte」おやすみなさい
Ciao!